周辺法令を学んだら、最後は横断整理です。特に議決要件の割合と、各法令が何を担うかを対比で押さえましょう。
法律がいっぱいで、どれが何だったか混ざってきたよぉ…
そういう時は数字で束ねると強いわ。
まず区分所有法の議決要件を確認しましょう。
規約の変更と共用部分の重大変更は出席者の各4分の3以上、建替え決議は区分所有者の全員を母数に原則各5分の4以上、という整理で合っていますか?
そのとおり。
建物の更新や建物敷地売却、取壊しの決議も、建替えと同じ原則各5分の4以上。
大規模滅失の復旧は出席者の各3分の2以上よ。
政令で指定された災害のときは、被災マンション法で、再建や建替えなどの決議が3分の2以上に下がるわ。
法律ごとの役割も混ざりやすいのぉ…
建替えや売却の実務はマンション再生円滑化法、被災時は被災マンション法、建物や敷地のルールは建築基準法や都市計画法、と担当で分けるのよ。
点検周期も、水道は1年、消防の総合点検は1年、機器点検は6か月、と数字で束ねられますね。
いい整理ね。
数字と役割の対比表を作ると、本番で迷わなくなるわ。
確認クイズ
議決要件の原則の組み合わせとして正しいものはどれか。
- 規約変更は出席者の各4分の3以上、建替え決議は区分所有者及び議決権の各5分の4以上
- 規約変更は出席者の各過半数、建替え決議は出席者の各3分の2以上
- 規約変更も建替え決議も出席者の各過半数でよい
- 規約変更は区分所有者及び議決権の各5分の4以上、建替え決議は出席者の各4分の3以上
こたえを見る
正解: 1. 規約変更は出席者の各4分の3以上、建替え決議は区分所有者及び議決権の各5分の4以上
正解は1。規約変更は集会に出席した区分所有者及びその議決権の各4分の3以上、建替え決議は区分所有者の全員を母数に原則各5分の4以上です。2・3は割合が不足し、4は両者の要件が逆で誤りです。