排水設備(トラップ・封水・通気)

悪臭や害虫を室内に入れない主役がトラップの封水。その数値と壊れ方を押さえましょう。

排水口の下でくるっと曲がった管、あれには理由があります。においを止める大切な仕組みです。

赤松 まい(普段) 赤松 まい

洗面台の下の管、なんでわざわざS字に曲げてあるの?
まっすぐでいいじゃん?

久世 環 先生(笑顔) 久世 環 先生

そこに水をためて、下水のにおいや虫を止めているのよ。
この仕組みがトラップ。
ためた水を封水というの。

御影 凛(普段) 御影 凛

封水の深さ、つまり封水深には基準がありますか?

久世 環 先生(普段) 久世 環 先生

あるわ。
封水深は50mm以上100mm以下が原則。
浅いと切れやすく、深いと汚れがたまりやすいの。

月島 ルナ(普段) 月島 ルナ

その水がなくなっちゃうこともあるのぉ?

久世 環 先生(普段) 久世 環 先生

あるのよ。破封といって、自己サイホンや誘導サイホン、蒸発、毛細管現象で起きるの。
これを防ぐのが通気管ね。

御影 凛(笑顔) 御影 凛

排水の系統は、汚水・雑排水・雨水を分ける分流式と、まとめる合流式に分かれますよね。

久世 環 先生(笑顔) 久世 環 先生

そう。
分流式・合流式の区別もあわせて覚えておきましょう。

確認クイズ

排水トラップの封水深として適切な範囲はどれか。

  1. 50mm以上100mm以下
  2. 10mm以上30mm以下
  3. 100mm以上150mm以下
  4. 30mm以上50mm以下
こたえを見る

正解: 1. 50mm以上100mm以下

正解は1。封水深は50mm以上100mm以下が原則です。浅すぎる2・4は破封しやすく、深すぎる3は自浄作用が低下するため不適切です。

🔖 この記事の関連書籍

Amazonアソシエイトリンクを含みます。他分野は おすすめ書籍ページ へ。