売買と契約不適合責任

買ったものが契約の内容と違ったら? 民法改正で整理された買主の救済手段を押さえましょう。

マンションを売買したあと、契約の内容と違う不具合が見つかることがあります。買主を守るのが契約不適合責任です。

赤松 まい(しょんぼり) 赤松 まい

買った部屋が話と違ってたら、あきらめるしかないの?

久世 環 先生(普段) 久世 環 先生

いいえ、救済があるの。
目的物が契約の内容に適合しないときの契約不適合責任よ。
民法改正で整理されたわ。

御影 凛(普段) 御影 凛

買主はまず追完請求ができますね。

久世 環 先生(笑顔) 久世 環 先生

そう。
ほかに代金減額請求、損害賠償請求、そして契約の解除もできるの。

月島 ルナ(普段) 月島 ルナ

むむむ…昔の瑕疵担保責任とは呼び方が変わったのぉ?

久世 環 先生(普段) 久世 環 先生

そのとおり。
改正前の瑕疵担保責任を整理し直したのが、この契約不適合責任なの。
マンション売買にも適用されるわ。

御影 凛(普段) 御影 凛

追完・減額・賠償・解除の4つで覚えると整理しやすいですね。

確認クイズ

契約不適合責任における買主の救済手段として正しい組み合わせはどれか。

  1. 追完請求・代金減額請求・損害賠償請求・契約解除
  2. 追完請求のみに限られる
  3. 損害賠償請求は認められない
  4. 契約の解除は一切できない
こたえを見る

正解: 1. 追完請求・代金減額請求・損害賠償請求・契約解除

正解は1。買主は追完請求・代金減額請求・損害賠償請求・解除ができます。2は他の手段もあり、3と4はいずれも認められる救済を否定しており誤りです。

🔖 この記事の関連書籍

Amazonアソシエイトリンクを含みます。他分野は おすすめ書籍ページ へ。