長期修繕計画の作成とは?期間30年以上のルール

計画的な修繕の土台となる長期修繕計画。期間や見直しのルールを正確に押さえましょう。

修繕は行き当たりばったりでは費用が足りません。将来を見通す計画をどう作るのでしょう。

御影 凛(普段) 御影 凛

先生、長期修繕計画は何年先まで見通して作るのですか?

久世 環 先生(普段) 久世 環 先生

長期修繕計画の計画期間は、国交省のガイドラインで目安が示されているの。
計画期間は30年以上、かつ大規模修繕工事が2回以上含まれる期間以上とされているわ。

赤松 まい(びっくり) 赤松 まい

30年って長いね!
一度作ったらずっとそのままでいいの?

久世 環 先生(普段) 久世 環 先生

いいえ、そこが大事なの。
おおむね5年程度ごとに見直すのよ。
建物の状態や物価は変わるから、定期的に更新する必要があるわ。

月島 ルナ(普段) 月島 ルナ

見直すって、どんなことを直すのぉ?

久世 環 先生(笑顔) 久世 環 先生

工事の時期や、将来かかると見込む費用=推定修繕工事費を実態に合わせて更新するの。
診断結果も反映するわ。

御影 凛(普段) 御影 凛

つまり、根拠になるのが国交省の長期修繕計画作成ガイドラインで、それに沿って期間・費用・見直し時期を定める、ということですね。

久世 環 先生(普段) 久世 環 先生

そのとおり。
期間30年以上かつ大規模修繕2回以上、5年程度ごとに見直し。
数字を正確に覚えてね。

確認クイズ

長期修繕計画に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. 計画期間は10年以上あればよく、大規模修繕工事を含める必要はない
  2. 計画期間は30年以上で、かつ大規模修繕工事が2回以上含まれる期間以上とされる
  3. 一度作成した計画は、原則として見直す必要がない
  4. 推定修繕工事費とは、過去に実際に支出した修繕費の合計をいう
こたえを見る

正解: 2. 計画期間は30年以上で、かつ大規模修繕工事が2回以上含まれる期間以上とされる

正解は2。計画期間は30年以上かつ大規模修繕2回以上を含む期間以上が目安です。1は期間・工事回数の要件を満たさず誤り、3はおおむね5年ごとに見直すため誤り、4は推定修繕工事費は将来の見込み額で誤りです。

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