大規模修繕工事の進め方とは?12年周期と3つの方式

およそ12年ごとに巡ってくる大規模修繕。準備から施工後まで、進め方の全体像をつかみます。

マンションでは、ある周期でまとまった修繕工事を行います。その段取りはどう進むのでしょう。

赤松 まい(普段) 赤松 まい

先生、大規模修繕って何年ごとにやるの?

久世 環 先生(普段) 久世 環 先生

大規模修繕工事は、おおむね12年周期で計画されるのが目安よ。
外壁や防水などをまとめて直すの。

御影 凛(普段) 御影 凛

先生、進め方には決まった流れがあるのですか?

久世 環 先生(笑顔) 久世 環 先生

ええ。
まず修繕委員会を設けて、劣化診断→設計→施工→アフター点検と進むのが一般的ね。

月島 ルナ(普段) 月島 ルナ

工事のやり方って、業者さんにお任せするだけなのぉ?

久世 環 先生(普段) 久世 環 先生

いくつか方式があるのよ。
設計と工事監理を専門家に任せる設計監理方式、設計から施工まで一社に任せる責任施工方式、そして管理業者が中心となって進める管理業者主導方式があるわ。

御影 凛(普段) 御影 凛

設計監理方式は、設計する側とチェックする側を分けられるので、工事の質を第三者が確認しやすいのですね。

久世 環 先生(笑顔) 久世 環 先生

そのとおり。
12年周期という目安と、委員会設置からアフター点検までの流れ、そして3つの方式。
ここを整理しておいてね。

確認クイズ

大規模修繕工事に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  1. 大規模修繕工事は、おおむね2年周期で行うのが一般的な目安である
  2. 責任施工方式は、設計から施工までを施工会社に一括して任せる方式である
  3. 設計監理方式では、設計者と施工者が必ず同一の会社となる
  4. 大規模修繕は劣化診断を行わず、いきなり施工に入るのが通常である
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正解: 2. 責任施工方式は、設計から施工までを施工会社に一括して任せる方式である

正解は2。責任施工方式は設計から施工までを一括で任せる方式です。1は目安がおおむね12年周期で誤り、3は設計監理方式は設計者と施工者を分けるため誤り、4は劣化診断を経てから施工するため誤りです。

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